繁盛の明暗を分けた2軒の違い
私が過去にアドバイスさせていただいたお店の中から、みなさんの参考になると思われる事例を紹介する
“集客アップ実況中継”。
今回は、ある地方都市の最寄り駅が同じの居酒屋さん2軒のお話。
立地が同じで、業種も同じ、料理のレベルもほぼ同じなのに、ある違いによって、
業績に大きな開きができた事例です。
その2軒は、オフィス街に立地するお店です。
そして、どちらも個人店さん。
なのに、業績の差は歴然です。
仮に、繁盛店をA店、苦戦中のお店をB店とします。
実はA店は、日々のお客さんとの会話がきっかけで、“ある役割”に目覚めたお店です。
オフィス街に立地するお店なので、転勤族のお客さんが結構いらっしゃいます。
で、何度か通ってくださって、顔見知りになったお客さんに
「転勤でこちらに来られてから、どこかいかれました?」
とたずねてみると…
「いや、特にどこも行ってないねぇ」
とか
「この辺ってどこか見るところあるの?」
なんて答えがほとんどだったそうです。