どんぶり勘定に多店舗展開の未来はない!
世の中、「どんぶり勘定」で経営されている飲食店が多いのではないでしょうか?
どんぶり勘定とは?
細かく収支を計算したり、帳面に記入せずに、おおまかにお金の出し入れをすること。昔、職人などが、腰掛けの前部につけた大きな物入れ(どんぶり)から無造作にお金を出し入れして使っていたことからそう言われるようになった。
言い方を変えると、経営には「ヒト・モノ・カネ」が必要と言われますが、この「カネ」の部分が苦手な方が多いと思います。
飲食店を経営していて、どれだけ利益が出ていてもお金がなくなれば倒産しますし、逆にどれだけ赤字になっていたとしてもお金がある限り倒産しません。
飲食業界は廃業率が高いと言われていますが、ここに大きな原因があるのではないでしょうか。
つまり、倒産しないためにはお金がとても大切だということです。
さらに、多店舗展開するときも必ず資金が必要となります。
「どうもお金のことが苦手で…」「うちはどんぶり勘定で…」と言っている場合ではありません。
多店舗展開するためにも、「どんぶり勘定のカベ」を乗り越え、データ・マネジメント、つまり、勘ではなくデータにもとづいてロジカルに経営するということが大切です。
ただ、あまりに勘に頼りすぎるのが危険なように、データに頼りすぎるのも危険です。
要は、そのバランスが大切だということです。