【お店のブランド化】+【お客さんとの定期的な接触】
私がことあるごとにお伝えしている、飲食店繁盛の二大法則です。
前回(第10回「永続的な繁盛を目指すには?」)、お店のブランド化の第一歩は「○○ならあのお店が一番」と思ってもらうこと、というお話をさせていただきました。
ただし、お店のブランドを確立するのは時間がかかるので、粘り強く取り組んでください。
また前回お話しした、狭い範囲・マニアックなジャンルで一番を狙うこと、つまり“限定された利用動機”を決めるにしても、お客さんから見た自店の強みや魅力を正確に把握していないと、なかなか絞り込めないもの。
しっかり考える時間が必要です。
また、方向性を決めて「ウチは〇〇地域一番です」とアピールを始めたとしても、すぐにお客さんに浸透するわけではありません。
【お店のブランド化】は二大法則の中でも特に重要といっていいですが、手ごたえを感じるまでには一定の時間がかかります。
一方、【お客さんとの定期的な接触】はすぐに取り組めるものですし、ブランド化に比べて成果が目に見えやすいといえます。
二大法則のお話をすると、まずブランド化に注力される方が多いですが、成果がすぐに見えないので、挫折する方も少なくありません。
ぜひ同時に取り組んでください。