悪魔の呪文に惑わされない、独自の打ち出しを
忘年会という呼び方もそうですが、今はそのスタイルも多様化してきています。
主婦の方は、奥さま同士のお疲れ様会(お昼)。
シルバー世代の方達は、午前中からの宴会なんかを計画しています。
なのに、提供するお店側はどこもかしこも
「全○品、○○分飲み放題付、○○○円!」
忘新年会ご予約受付中!!
とアピールするばかり。
これでは、安い店や広告の派手な店に、お客さんを持っていかれてしまうでしょう。
もっとお店の強みを生かした、個性のある、特定の利用動機に絞り込んだ打ち出しをしてください。
オフィス街の中年サラリーマンに愛されている、くつろぎの居酒屋なら、
少人数貸切や時間無制限などで「違いのわかる忘年会」をアピールして、
気心の知れた仕事仲間同士のプライベートな飲み会需要を狙うとか。
住宅街のお店なら「今年は家族で忘年会」と題し、家族でのorご近所さんとの忘年会を提案するとか。
常連ばかりのお店なら、忘年会プランではなく、12月は毎日「お店主催の忘年会」という打ち出しで
営業するとか。
あなたのお店の強みにフォーカスした、他店にはできない打ち出しをしてください。