大きなマーケットには大きなリスクがある
景気が悪いからといって、安くすれば売れるとは限りません。
景気が悪いからといって、高いものが売れないとは限りません。
まさに“価格のワナ”。
売りやすいが競合が多い、大きなマーケットは大手の得意なフィールドです。
規模が小さく、売るのに少々手間がかかる、競合の少ないマーケットこそ、地域に根ざしたお店の主戦場なのだと思います。
その後、リーズナブルな「お弁当屋さん」の前を通ったら、貸店舗の大きな張り紙がしてありました。
【土屋の一言】
『安くすれば売れる』『買いやすい価格にすれば売れる』は危険なワナです。
薄利多売は、毎年右肩上がりで人口が増え続けた、昔の売り方。
外食マーケットが大きくならない今、その方法で確実に生き残れるのは、ほんのひと握りのお店だけではないでしょうか?
くれぐれも注意していただきたいと思います。