2大法則を実践して、変わったこと
今時、即効性のある、一発逆転のノウハウみたいなものは、なかなかありません。
たとえ広告やサイン・ファサードの改善などで、一時的に新規客を呼び込む事はできても、既存客フォローの仕組みができていないと、再来店はありません。
要するにザルで水をすくっているようなものです。
地域に根ざしたお店の繁盛の法則
その1:お店のブランド化
その2:お客さんとの定期的な接触
の実践でした。(※詳しくは出店ナビ第10回「永続的な繁盛を目指すには?」・第11回「接触頻度と売り上げは比例する」をご覧ください)
まず“お客さんとの定期的な接触”の実現に向け、毎月ハガキを送ることに決めました。
そのためにハウスリストの収集に取りかかり、半年で400名、1年で700名以上のリストを収集しました。
同時に、“お店のブランド化”についても考え続けました。
地域に根ざしたお店のブランド化のポイントは、商圏内で「〇〇ならあのお店」という評判を獲得することです。
・お客さんから見たウチの魅力は何なのか?
・どんな利用動機で使われている事が多いのか?
・自分自身(オーナー)にとってどんな“場”でありたいのか?
などなど、常に自問自答し続け、私にもご相談をいただきました。
おかげで、特定の利用動機で何度も使ってくれる“常連さん”が増えてきたのです。