自店よりも地元の魅力をアピール
地元で生まれ育った、地元大好きのオーナーは考えました。
「この街だって、見どころはいっぱいあるのに…」
「そうだ、お客さんにこの街のいいところを教えてあげよう!この地域の歴史や魅力を伝えていこう!そうする事が、ここ(転勤族が多いオフィス街)で営業しているウチの店の役割じゃないか!」と。
その後、このお店のスタンスは大きく変わっていきました。
店内ツールや、お店のメルマガやニュースレターも、地域情報満載になりました。新メニューや、フェアの案内といった、それまでやっていたお店のアピールは少なめにして、地域の見どころや季節の催し物情報などをアピールしていきました。
すると、どうでしょう。
メルマガ(週刊)発行の翌日や、ニュースレター(月刊)を発行してからの一週間、来店数と予約の電話がじわじわアップしていきました。
もちろん、読者も右肩上がり。
地域情報を発信するようになってから、明らかにお客さんが増えたのです。
さらに、転勤してこの街を離れた方も、お店を忘れずにいてくださる方が多く、その後出張などでこの街に来られた際も、必ず寄ってくださるお店になりました。
大型店ですが、今や金曜ともなれば、予約しないとまず入れない人気店です。