さりげない質問で、来店までのルートを探る
・お店の考え方や姿勢を明確にして、お店の“思い”を伝える
・定期的なDM送付や、こまめなブログの更新などを通して、既存客と定期的に接触する
上記は、私が提唱している、地域に根ざしたお店ならではの“繁盛法則”です。
これの実践をはじめ、2ヶ月〜3ヶ月先を意識した販促の立案・実施などの努力が実ってのことですが、鍵になるのは、このお店のオーナーの“質問力”にあります。
初めてのお客さんなら、
「何を見て来てくださったんですか?」
常連さんなら、
「この間のDMで予約してくれたの?」
といったような感じで、まずは挨拶代わりの質問をさりげなく交わし、何がきっかけで来てくれたかをしっかりチェックしています。
彼にとっては、序の口ですが、これさえやっていないお店がある。
集客ルートを確認する上で重要なことなのですが…。
さらにもう少し会話が進めば、遠方からのお客さんには、
「どうして、わざわざ来てくれたんですか?」
常連さんには、
「これだけお金を使うんなら、〇〇(地元の高級レストラン)でも食べられるのに、どうしてうちに来てくれたの?」
といったような質問をズバズバ浴びせていく。
コース予約が中心の、小さなお店ということで、確かに会話はしやすい。
でも、心がけていなければなかなかできないことです。