マッチングプラス

失敗しない!出店ナビ
34 '知名度'もまた実力のうち

土屋薫氏

集客UP塾 塾長
日経レストラン「悩み解決クリニック」専任アドバイザー
個店・専門店等、中小規模の既存店の業績アップに数多くの実績を持つ

メニューの充実よりも、外に向けたアピールが大事

まずは半径500mの基本商圏での知名度アップです。
すぐに出来ることから早速実行していただきました。

・ファサード周りの情報発信の充実
・友人知人への新メニュー新サービスの告知
・近隣での手配りチラシ配布や、ポスティング 等々

今あるメニューやサービスを一切変えることなく、こういった基本的な事をしただけで、売上、客数ともじわりと上がってきました。

「FacebookやLINEもやってみたいと思うんですが…」

社長の気持ちは今、しっかりお客さんの方に向いてきたようです。

【土屋の一言】

どんなに美味しい料理も、感動のサービスも、知られなければ評判にはならないし、ヒットもしません。

地域に根ざした個人店・専門店は概して、料理も接客もレベルが高いことが多い。
トイレもぴかぴかだったりする。でも、お客さんの入りはイマイチ…。

私の経験上、こういうお店は“お店のことを知ってもらうための努力”を十分していないせいで、苦戦をしている事が意外に多いです。

美味しい料理が提供できるのなら、そのことを知らせましょう。
感動のサービスが提供できるのなら、そのことを知らせましょう。

お店を元気にするためには、新メニュー開発も、店舗改装も必要かもしれませんが、その前にまず、自分に問いかけてみてください。

「ウチの店って“お店のことを知ってもらうための努力”を十分しているかな?」と。