マッチングプラス

失敗しない!出店ナビ
13 既存客との距離を縮めるDMの工夫

土屋薫氏

集客UP塾 塾長
日経レストラン「悩み解決クリニック」専任アドバイザー
個店・専門店等、中小規模の既存店の業績アップに数多くの実績を持つ

「メルマガ配信を頑張っているけど成果が出ない」場合(事例5)

●E店メルマガ例

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         ~○○○○カフェからのお知らせです~ (6月24日発行)
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こんにちは(^^)
昨日までの雨が嘘のように今日は青空が広がりましたね。

さてさて、さっそくですがお知らせです。
7月から毎週金曜日を定休日とさせていただきます。
土日にたくさんのお客様に○○○○カフェのケーキを楽しんでいただくために
一生懸命作らせていただきます。

また、○○○カフェで買えるパンに天然酵母で作ったパンが仲間入りしました!!
カフェで大事に育てた天然酵母を使って作ってあります。
もちもちとした食感が特徴のパンですよ♪ 

ぜひぜひご来店お待ち申し上げております。

このお店は、週1のペースで携帯メルマガを配信しています。
毎月1回はクーポンを配信したり、新メニューのお知らせや、イベントのお知らせなどされていますが、反応は芳しくありません。

このお店、オーナーは別にいて、お店は若い店長とスタッフで運営しています。
こういう場合、例え地域に密着したお店でも、こうなってしまうことが多いです。
つまり、発信者が明確ではなく「当店では…」となってしまう。
これではなかなか響きません。

また、書き手の気持ちが伝わってきません。
例えば天然酵母パンが魅力なら、このメールを書いた人がどう感じたのかを書いてほしいと思います。
「もちもちとした食感」といった、ありがちな表現では伝わりません。